代表理事:盧 中潔(ロ チュウケツ)
博士(保育児童学)。お茶の水女子大学大学院博士課程修了。中国で師範大学を卒業後、来日。保育・児童学を専門に、日本で7年間余幼児教育の研究に従事。2017年度お茶の水女子大学の表彰学生、2018年には日中友好団体である微風の会の奨励学生となる。中国“全国における就学前教育専門”向けの“十三回目五カ年計画教材”の編集に携わる。中国・西寧において、日本の自然保育を基本理念とする面積1万平米を超える「西寧市森林幼児園」(2021年開園)を設立。日中の交流を促すために、 陝西師範大学、華東師範大学、復旦大学等と交流を持ち、日本と中国との交互交流のためのボランティアとしても活躍。また、お茶の水女子大学の中国人留学生学友会の会長として 、日中の学生間の交流に尽力。
今から100年以上前の1903年、中国最初の就学前教育施設、「武昌尋常小学堂」(模範初等小学堂)が中国湖北省で設立されました。その設立に協力したのが3人の日本人女性でした。この施設では、戸野美知恵先生が園長を務め、日本の教育方法が導入されていました。その後、中国の「幼児教育の父」と呼ばれる陳鶴琴と、日本の「幼児教育の父」と呼ばれる倉橋惣三はそれぞれ1914 – 1919年、1919 – 1921年にアメリカに留学し、二人はデューイに師事しました。彼らは同じ師匠の下で共通の影響を受け、それぞれの国に戻った後に自国の幼児教育の発展に大きく貢献しました。百年後になった今でも、日本と中国の幼児教育の交流が公的にも、民間でも盛んに行われています。このような日中幼児教育の交流が末永く存続できるように、微力ですが、中日幼児教育協会は精一杯頑張っていきたいです。
日本の保育関係者向け
中国の保育関係者向け
中日幼児教育交流会は、日本、中国及び諸外国の教職員及び研究者等に対する教育研修並びに子どもたちへの教育支援等の交流を通して、世界各国における幼児教育の教育振興、子どもたちの健全な育成、教職員及び研究者の能力向上、国際理解教育の推進及び相互の友好親善の増進に寄与することを目的として設立されました。
事業内容
中日幼児教育交流協会は以下の事業に取り組みます。
当法人は、次の会員で構成する。
1.正会員
①正会員は、乳幼児保育・教育の研究または実践に従事する者あるいは乳幼児保育・教育に関心をもつ者で、当法人の目的に賛同する者とする。正会員に学生会員、教員会員、専門家会員に分けられている。学生会員は在学証明(大学院生を含む)を提出する義務がある。教員会員は各種の教員免許あるいは在職証明を提出できるものと限定する。専門家会員は大学の教授、研究者、あるいは現場の経験が豊富な者に限定する。
②正会員になろうとする者は、当法人代表理事(会長)宛てに所定の入会申請書を提出し、理事会の承認を受けなければならない。
③正会員は、社員総会に参加することができ、研修活動そのほかのイベント及び機関誌において、その研究を発表することができる。
④正会員は、機関誌等の配布を有償また無償で受けることができる。且つ当法人が開催するすべてのイベントの参加費の割引を受けることができる。
2.名誉会員
①名誉会員は、当法人に対する貢献が特に顕著な者に対して、理事会の承認を得て会長が推挙する。
②名誉会員は、研修活動そのほかのイベント及び研究機関において、その研究を発表することができる。
③名誉会員は機関誌などの配布を無償で受けることができる。
④名誉会員は、当法人が開催するすべてのイベントへの参加費が免除される。
3.賛助会員
賛助会員は、当法人の目的に賛同し、当法人に経済的その他特別の援助を与える者で、理事会において承認された者とする。
4.機関会員
機関会員は、当法人の理事会の承認を受け、保育・教育関係機関が団体として入会した会員で、大会や他のイベントに出席することができる。
5.臨時会員
①臨時会員は、当法人の理事会の承認を受け、当法人の事業に臨時に参加することを認められた者とする。
②臨時会員は、研修活動その他のイベント及び機関誌等の出版物において、その研究を発表することができる。
③臨時会員は、有償で機関誌等の配布を受けることができる。
提出先:info@ecec-cj.com
一般社団法人中日幼児教育交流協会へのお問い合わせは下記よりお願いいたします。
Email:info@ecec-cj.com
Tel: 070-4200-4062
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